ターキッシュアンゴラに限らず、初めて猫と暮らす方に「気をつけることは何ですか?」と尋ねられます。
答えは、兎にも角にも、
お掃除
整理整頓
壊れて悲しくなるものは、しまっておく
です。
特にターキッシュアンゴラは賢く、何にでも興味を持って、「開けてみる」「入ってみる」「落としてみる」はデフォルトです。
ついに、30年近く無事だったダンスクのケトルを落とされ、さすがに頑丈なハンドルも折れました。まあ、経年劣化もあったろうし、付け根に加熱によるかすかなヒビもあった。が、そこは割れず、ハンドルの途中からポッキリ。素材は硬質樹脂。
正しい形は、こちらです。DANSK Kettle 64 Oz - Stainless
Designed by V. Lorenzo Porcelli 1980
ダンスクの日本支社はなく、修理の問い合わせをする時間も費用もかかりそうなので、こういう時は東急ハンズ。
「鉄のように硬化する」はずの接着剤発見。これはブラック、透明なのもありました。
高性能エポキシ系強力接着剤
象さんマークのDevcon
DEV TUBE S-6(デブチューブ プラスチックスチールエポキシ)
鉄・金属製品の補修
輸入・発売元、株式会社ITW PP&F ジャパン
本当かなあ、と疑心暗鬼だけど売り場にはこれ以上的確なものがなかったので、とりあえず、これで。
溶剤が同時に出せて便利。タオルの上に捨てるようなクリアファイルを敷いています。
よく練って、
本来この白いプレートに溶剤を出して練る、と書いてある。
ケトルのハンドルに盛って、
周辺までたっぷり塗り、保護。
ついでに、気になっていた根元のヒビも補強。
角度を合わせて、ずれないように、猫用のお座布団を丸めて支えてみた。
このまま6〜7時間放置。
10時間後。無事に硬化、ビクともしません。
周辺のデコボコは後日ヤスリがけしましょう。
猫に突き落とされた大皿、いつか金継ぎをマスターして修復しよう。